「お酒を飲んでいる時は楽しかったのに、次の日になると体もだるくて辛い」「朝起きたら、顔がむくんで鏡を見てびっくり」という経験を一度はあるのではないでしょうか。
「奇跡の木」と呼ばれ、二日酔いにも効果があるスーパーフード「モリンガ」を紹介してきます。
目次
どうして二日酔いになるの?
お酒を飲むとぼーっとして気分が良くなりますよね。お酒は体にどのような作用があり、どうして二日酔いになるのでしょうか。
酔いは脳の麻痺状態
酔っている状態は、血液中のアルコールが全身を巡り、脳が麻痺している状態です。
二日酔いの症状でよくある、吐き気や頭痛などの症状は、アルコールが肝臓で分解されて発生するアセトアルデヒドという物質が関係しています。
二日酔いは肝臓のオーバーヒート
少量のアルコールであると肝臓で処理され、無毒化し、酔いの症状も現れません。
しかし、お酒を多量に飲むと肝臓の処理能力が追いつかず、血液中のアセトアルデヒドの濃度が上昇して、吐き気や頭痛に加え、胃もたれなどの消化器症状も出現します。
体のだるさも肝臓の働きすぎによるものです。
肝臓は食べ物から吸収された栄養素をエネルギーに変換する役割があります。
肝臓がアルコールの分解で手一杯になると、それ以外の仕事をすることが出来ずに、体がエネルギー不足になります。
肝臓の機能を高める栄養素
肝臓の役割は、大きく3つに分けられ、栄養素の代謝・解毒作用・胆汁の生成があります。
様々な機能があり、体の化学工場と呼ばれることもある重要な臓器です。
しかし、肝臓は「沈黙の臓器」とも呼ばれ、症状が出にくく、日々の管理が必要です。
肝臓はビタミンの貯蔵庫
肝臓はビタミンAを蓄え、食べ物から摂取されたその他ビタミンを全身に送る役割があります。
肝臓の機能が低下するとビタミンの貯蔵能力も落ちてしまうので、アルコールを飲んでいる時などは、特にビタミンを補給することが必要です。
栄養素の中でも、肝臓の働きを活性化してくれるビタミンB群はオススメです。
肝臓を修復するタンパク質
アルコールの分解などで疲労した肝臓を修復するためには、良質なタンパク質を摂ることはとても大切です。
タンパク質には、植物性と動物性があります。
おつまみを食べて、カロリーオーバーになりがちだと思うので、低カロリーで肝臓も労わることが出来る、植物性たんぱく質が良いですね。
モリンガを飲んで二日酔い対策!
モリンガは、90種類以上の栄養素を含み、それぞれの栄養素の量も多いのが特徴です。
そのため、世界各地で薬や美容のために用いられてきました。
薬箱の木と呼ばれるモリンガ
モリンガは、インドを原産とするワサビノキ科の植物です。
その栄養素の豊富さから、古来より「薬箱の木」とも呼ばれ、重宝されてきました。
肝臓の機能を高め、二日酔い予防が期待できるビタミンB群も豊富です。
ビタミンB1は豚肉の4倍、ビタミンB2はいわしの2倍、ビタミンAは人参の2倍などバランスよく含まれています。
植物性タンパク質豊富なモリンガ
空腹時にお酒を飲むと酔いやすいといいますが、唐揚げなど高脂肪なものは肝臓の負担にもなりますし、カロリーも気になります。
モリンガは、植物性タンパク質を主成分として、タンパク質を牛乳の16倍も含んでいます。
モリンガのデトックス効果でむくみの解消
二日酔いの時は、水分もたくさん飲んでるのでむくみやすいですよね。
そんな時に外に出るのは憂鬱ですが、モリンガにはむくみ解消効果もあります。
お酒を飲んで、なぜむくむのか?
お酒を飲むと、トイレが近く感じませんか。
アルコールには利尿作用があり、体が脱水状態となり、喉が渇きます。
これにより、さらにアルコールなどの水分を摂取することによりむくみが発生します。
また、おつまみなどは、塩味がきいているものが多く、その塩分中のナトリウムにより、体が水分を貯め込むことも一因です。
食物繊維、カリウムが豊富なモリンガでデトックス
むくみの解消には、ナトリウムとカリウムのバランスが大切です。
カリウムは汗や尿として、体内の水分を排出する働きがあります。
モリンガには、カリウムがトマトの13倍、バナナの7倍も含まれています。
食物繊維もレタスの28倍も含まれるため、便秘解消にもなり、デトックスに効果大ですね。
●まとめ
二日酔いの心配をせずに、楽しくお酒が飲めたらいいですよね。
しかし、お酒を飲みつつ、ビタミンやタンパク質のバランスを意識するなんて大変です。
デトックス効果も高いモリンガの力で手軽に二日酔い予防をしてみましょう。