- ロブスターの特徴や生態
- ロブスターの旬の時期
- ロブスターの価格と相場
美味しくて豪華なロブスター。
日本ではロブスターに対して高級なイメージがあり、ランクの高いレストランや結婚式で食べられる食材というイメージではないでしょうか。
アメリカやハワイ、グアムなどの海外旅行の食事プランでも人気の食材ですね。
ここでは肉厚でぷりぷりの食感を楽しめるロブスターについて、生態や旬の時期などをお伝えしていきます。
ロブスターの生態と特徴
ロブスターはエビ目ザリガニ下目アカザエビ科ロブスター属に分類される甲殻類です。
ザリガニとしてもエビ類としても最大級の大きさで、体長120センチに達するロブスターが漁獲されることもあるそうです。
体の色は生息環境によって異なり、よく知られている赤褐色以外にも灰色やクリーム色のロブスターもいます。
非常に気性の荒い性格で、水揚げされるとすぐに大きな鋏脚で威嚇してきます。
そのため漁獲後はすぐに鋏をゴムバンドで固定し、その状態で流通することになります。
ロブスターには二種類あり、大西洋アメリカ大陸沿岸で捕獲できるアメリカンロブスター、そしてユーラシア大陸沿岸で捕獲できるヨーロピアンオマールがあります。
オマール海老という名前に聞き覚えがあるかとおもいますが、実はロブスターとオマール海老は同じ種類の生物なのです。
違いはというと、ロブスターは英語の呼び方で漁獲地はアメリカやカナダ、オマールはフランス語の呼び方で漁獲地はヨーロッパ。
ただそれだけのことなんです。
味わいはオマールのほうが甘みと旨みが強いのですが、漁獲量はロブスターの10分の1程度となります。
さらに産卵前のメスのロブスターは料理人から大人気で、卵の入ったロブスターの卵巣は特に良い味を出すようです。
ロブスターの食感は弾力があり食べ応えが抜群。日本には戦後から輸入されるようになりました。
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ロブスターの生息場所
ロブスターは世界中に生息していますが、主に生息しているのは北アメリカ、ヨーロッパとなり、市場によく出回っているのはこちらのロブスターになります。
アフリカ近辺にも類似種のケープロブスターというものがいますが、こちらはあまり市場に出回らないうえ味も劣ります。
ケープロブスターは以前はロブスター属に分類されていましたが、現在はホマリヌス属と設定されているようです。
ロブスター旬の時期・季節はいつ
ロブスターの旬は年に二回あり、春は4月後半から6月にかけて、冬は12月から1月となっています。
ロブスターの脱皮の時期がこの頃で、身がぎっしり詰まった殻の硬いロブスターが食べられる絶好の時期となっています。
特に春の旬はその年の良し悪しを決める重要な時期だそうです。
カナダ、アメリカでの漁の時期も決まっており、上記の旬の時期限定となっています。
そんな旬のロブスターを選ぶときには、身が重いもの、鋏や脚が揃っているもの、色の濃いもの、鋏がぐったりしていないものを選ぶといいそうです。
ヨーロッパで漁獲されるオマールの旬は6月とのことで、生息地によって旬の時期もそれぞれ違っているとのことです。
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ロブスターの販売価格・値段の相場は?
ロブスターは海外の食材というイメージがありますが、今や日本でも新鮮な活きたままのロブスターを買うことが可能です。
デパートや高級スーパーなどの鮮魚店、インターネットの通販などで購入できます。
ロブスターの相場は100グラムあたりでおよそ500円ほど。
一人前のロブスターは大概Lサイズと呼ばれており約450グラム、特大サイズとなると約600グラムになります。
冷凍のロブスターとなるともう少しお手頃なお値段になるようです。
伊勢海老の相場と比べると、伊勢海老は100グラムあたり700円なので、大きいサイズになればなるほどロブスターの方がお得ということになります。
調理方法も簡単なので、お誕生日や結婚祝いなど特別な日にロブスター料理でお祝いをしてみてはいかがでしょうか?
ロブスターのまとめ
- ロブスターとオマールは漁獲地と呼び方が違うだけで同じ仲間。オマールのほうが甘みと旨みが強い。
- 卵の入った卵巣がより旨みがあり、産卵前のメスのロブスターは料理人から特に人気がある。
- 伊勢海老と比べると安く購入でき、身は弾力があり食べ応え抜群。
- ロブスターの旬は春と冬の年二回、オマールの旬は6月となっている。
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