ミラクルツリー(奇跡の木)と呼ばれるスーパーフード「モリンガ」。
アンチエイジングには欠かせないポリフェノールも豊富に含んでいると聞けば、とても気になりますよね。
そこで、今回は世界三大美女であるクレオパトラも愛用していたというモリンガに含まれているポリフェノールについて紹介していきます。
モリンガに含まれるポリフェノールは赤ワインの11倍!
モリンガは、北インド地方が原産でアフリカや東南アジアにも生息するワサビノキ科の植物です。
熱帯・亜熱帯地方では古来より薬や美容、健康増進のために用いられ、「ミラクルツリー」「生命の木」とも呼ばれる栄養素の高い植物です。
薬としても用いられるモリンガ
インド発祥の伝統医学「アーユルヴェーダ」では、モリンガは300の病気を防ぐ「薬箱の木」と言われてきました。
さらには地球上の可食植物の中で「最も栄養成分を含む植物」とも称されます。
モリンガの葉は栄養豊富な食材となり、花と根は鎮痛剤や精力剤などの薬、
また肌に塗ることで虫除け剤と余すところなくすべて利用できます。
WHO(世界保健機構)でも、モリンガは途上国で子供達や母親に栄養補給のため摂取するように推奨されています。
ポリフェノールなど栄養豊富なモリンガ
モリンガの葉には、90種類以上の栄養素が含まれています。
栄養素の種類だけではなく、それぞれの栄養量も豊富なのがこのモリンガの特徴です。
モリンガの葉は、アミノ酸が米酢の97倍、食物繊維がレタスの28倍、鉄分がほうれん草の28倍、ビタミンEが卵の96倍、ビタミンAがにんじんの10倍です。
その中でも注目すべきは、抗酸化作用のあるポリフェノールで赤ワインの11倍も含まれています。
抗酸化作用が抜群のポリフェノールでアンチエイジング
ポリフェノールという栄養素を一度は耳にしたことがありませんか。
アンチエイジングのためにポリフェノールを積極的に摂りたいと考えている方も少なくないと思います。
そこで、ポリフェノールにはどのような働きがあるのでしょう。
老化で体が錆びる
老化の原因は体内で発生した活性酸素の増加により体が錆びて「酸化」してしまうことです。
活性酸素は、動脈効果を引き起こし、シミやシワなどお肌の老化の原因となります。
この活性酸素を防いでくれる作用を抗酸化作用と言います。抗酸化作用のある代表的なものとしてポリフェノールがあります。
ポリフェノールの抗酸化作用で老化を防ぐ
動脈硬化から生活習慣病などを招くおそれのある活性酸素の働きを抑えてくれる抗酸化作用はアンチエイジングにおいて重要です。
ストレスや紫外線でも活性酸素が発生するため抗酸化作用のあるポリフェノールは日々取り入れていくことが大切です。
モリンガとポリフェノールについてのまとめ
- 「アーユルヴェーダ」ではモリンガは300の病気を防ぐ「薬箱の木」と言われてきた
- モリンガには赤ワインの11倍のポリフェノールが含まれている
- ポリフェノールの抗酸化作用で老化防止
モリンガには、赤ワインの11倍ものポリフェノールが含まれています。
しかし、健康やアンチエイジングのためとはいえ、赤ワインを毎日摂取するのは大変です。
世界各地でも注目されているスーパーフード「モリンガ」を食べて、手軽にアンチエイジングに取り組んでいきたいですね。